「カメラマン＿年収」とググると、平均年収は352万円と出てくる。これを鵜呑みにしてはいけない。

この年収の根拠は、国税庁の「民間（企業）給与実態調査」によるもの。ということは「民間企業の給与」なので、フリーのカメラマンは含まれていない。

多くのカメラマンは報酬アップを見込めるならフリーになることを考える。筆者のまわりのフリーのカメラマンの中には、一般的な会社員や公務員の年収をはるかに超える人が大勢いる。その方々を見ていると、やっぱり収入はあるに越したことないし、無くて困ることはあってもあり過ぎて困ることはないように思える。

もちろん、まだ独立間もないとか、あえて仕事をセーブしているとか、フリーの人にもいろいろいる。

それに、収入がすべてってわけでもない。カメラマンという職業は、生きがいや、自己表現、より自由な生き方といったプライスレスなことにこそ大いなる魅力があるわけだから。

［類語］
ギャラ

［例文］
年収3000万超えたから自分へのご褒美にベンツのゲレンデ買ったった。