「夢」とは、「自分がなりたい姿」と「自分がやりたい事」がごっちゃになった気持ちのことだと思います。

幼少のころから変わることなく「世界をまたにかけるファッションフォトグラファーになりたい」とか「野球が上手くなって二刀流でメジャーリーガーになりたい」と考え続けられている人は稀な存在です。多くの人は、堅実に生きる自分と夢を追う自分の間で揺れ動きながら、どちらかに覚悟を決めていくものです。または、現実的タイムリミットがきてしまいます。

夢を追い、その実現に向けて具体的行動をスタートした時点から、２つのごっちゃになった状態は徐々にほぐれていきます。そのもつれた紐が完全に解けたときに見える景色が夢の正体です。本当の自分に出会った瞬間です。

［類語／関連語］
希望　願望