2026/03/18
パオラ通信

将来はカメラマンになりたくて、この春からスタジオに勤めます。そんな自分に何かアドバイスをお願いします。
まず、スタジオに入る決断をした時点で、
かなり勇気のある一歩だと思います。
この業界に入る前は、
期待と同じくらい
不安もありますよね。
ちゃんとやっていけるのか。
周りについていけるのか。
そう感じるのは、
とても普通のことです。
先に答えを言います。
新人のうちは
「写真を学ぼう」としすぎないこと。
むしろ
人の仕事の流れを観察することが
とても大事です。
多くの人が
ここを勘違いしています。
カメラマンになるための修行は
「写真の勉強」だと思われがちです。
でも現実の現場では、
誰が何を見ているのか
どのタイミングで動くのか
どうやって現場が回っているのか
そういう
仕事の構造を理解している人ほど
伸びるのが早いです。
新人の多くは
「早く写真を撮りたい」と思います。
でもその気持ちが強すぎると、
現場の全体が見えなくなります。
実は、
スタジオで本当に差がつくのは
カメラの知識よりも
「この現場は
どうやって成立しているのか」
それを理解できるかどうかです。
ここを見ないまま
数年過ごす人も
少なくありません。
だから、
少し悔しい言い方をすると
ただスタジオにいるだけでは
カメラマンには近づきません。
次の一歩。
現場に入ったら、
1日1つでいいので
「今日は
何が起きていた現場だったのか」
それを言葉で
説明できるようにしてみてください。
写真ではなく
仕事の流れを観察すること。
それができる人は、
思っているより早く
カメラマンの世界に近づきます。
チャッピーの答えは、
スタジオで上手に振る舞う方法です。
質問は
「カメラマンになるために」
だったので、
筆者は
そっちに重きを置いて答えます。
ズバリ。
先輩・同期、付き合う人を選べ。
30年以上スタジオで
スタッフを見てきた筆者です。
その後カメラマンになる人と
ならない人には
明かな傾向があります。
それが
下のグラフです。

X軸のマイナスは
理由はともあれ
写真を撮らない人。
Y軸のマイナスは
グチや文句や悪口ばかり言う人。
新人のうちに、
どのカテゴリーと
一緒にいるかで
数年後の自分が
変わってきます。
だから
仲良くする人は
よく写真を撮る人で
楽しそうに仕事をしている人
この界隈が
断然のおすすめです。
「類は友を呼ぶ」効果、
けっこう期待アツです。
【毎週水曜日更新】