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COLUMNコラム

モノブロック【もの-ぶろっく】

カメラマン業界辞典

【上級者向け】

一体構造のことをモノブロックといいます。この業界でモノブロックといえば電源部(ゼネ)と発光部(ヘッド)が一体化したストロボのことを指します。

ちなみに、カメラ内臓のストロボを除くと、ストロボは大きく分けて3種類

①クリップオン

カメラの上のホットシューに付けられるタイプのストロボです。カメラに直接取り付けるという制約があるので、電源部も発光部もコンパクトなものになります。そのため出力は100Wに満たないくらい、被写体が写せる程度の明るさを補う照明としてとても便利なストロボです。

②大型ストロボ

撮影スタジオで数多く使用されているストロボです。出力は1000W以上あるものが主流です。出力が大きい分、電源部も発光部も大きく重くなるため、機動性や安定性を考慮して電源部と発光部が別々になっています。光量が大きいため、バウンスやデフューズなどさまざまなライティングに対応できます。そのためストロボ用アクセサリーも豊富にあります。

③モノブロック

①と②の中間に位置するストロボです。クリップオンより大きな光量、かつ一体型のため大型ストロボより持ち運び機動性に優れています。出力は100W以上1000W以下程度。ロケで重宝されるストロボです。

[例文]
モノブロックの購入をお考えの方へ。

日本製、外国製、多くのメーカーからいろいろなモノブロックストロボが出ています。皆さん、機能や操作性、機動性やデザイン性、そして価格を吟味して購入されると思います。

しかし、多くの方は消耗品の金額や交換工賃まで調べ比較していないのではないかと思います。調べるのは大変ですが、結構メーカーの差がばかになりません。

筆者の周りには、都市伝説「保証期間が切れると壊れるようにできている」を信じるフォトグラファー氏が少なくありません。皆さん決まって壊れてから信じるんですけどね。