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COLUMNコラム

しぼり【絞り(F値)】

カメラマン業界辞典

「絞り」とは、レンズ内を通る光の量を調整する機構のこと。調節される光量の値をF値という。カメラのセンサーやフィルム面への露光量は、このF値とシャッタースピードで決まる。

絞りとシャッター速度、ISO感度の関係については(準備中)。絞りと被写界深度の関係は(準備中)。
英語でいえばアルファベットを覚えるのと同じくらい基本的なことなので、その辺の説明は他の優良サイトにお任せして「(準備中)」のまま放置するかもしれません。ごめんなさい。

ところで、デジタルカメラは絞り(F値)を2桁の数字と小数点だけで表す。これはカメラメーカー側の事情であって、プロの現場では通じない数値であることに注意が必要。下の表はその一例。

デジカメ表示F値の表記呼び方メーター値(近似値)
4.8F4・1/2よん半よんコンマ5
5.0F4・2/3よん2/3よんコンマ7
5.6F5.6ごーろくごーろくコンマ0
6.3F5.6・1/3ごーろく1/3ごーろくコンマ3
6.7F5.6・1/2ごーろく半ごーろくコンマ5
7.1F5.6・2/3ごーろく2/3ごーろくコンマ7
8.0F8はちはちコンマ0
9.0F8・1/3はち1/3はちコンマ3

[類語]
被写界深度 シャッター速度 ISO感度

[例文]
都内の某スタジオPの採用面接では、絞り値をF1.4からF45までを1段毎に言わなくてはならないと聞く。実はこの覚え方は簡単。絞り値はF1以降ルート2(1.41421…)を掛けているにすぎない。もっと簡単に言えば1つおきに2倍になっている。
11.422.845.6811162232456490
だから1と1.4だけ覚えておけば、あとは交互に2倍づつと覚えておけばだいたいOK(F45のみイレギュラー)。ただし、F8以降は小数点以下切り捨て。