2026/02/25
パオラ通信

カメラマンになりたい気持ちはあります。
かなり強いです。
でも、
考え始めると不安が次々出てきて、
結局、動けなくなります。
ずっと同じところを
ぐるぐる回っている感じです。
この不安のループから、
どうやったら抜け出せますか?
この感覚、すごくよく分かります。
「やりたい気持ちは本物」
「でも考えれば考えるほど怖くなる」
これは、
本気で向き合っている人ほど
陥りやすい状態です。
適当に夢を語っている人より、
ずっと誠実だと思います。
だからまず、
「自分は弱いから動けない」
そう決めつけなくていい。
ただし、
ここからは少し現実の話をします。
不安が消えたら動こう
準備が整ったら一歩踏み出そう
そう思っている限り、
このループは終わりません。
なぜなら――
行動しない限り、不安は増える構造
だからです。
頭の中だけで考えている不安は、
検証されないまま
どんどん膨らみます。
・才能がなかったらどうしよう
・食べていけなかったらどうしよう
・後悔したらどうしよう
でもこれ、
実は全部「仮の不安」です。
やってもいないのに、
結果だけを想像している状態。
「不安がある=進んではいけないサイン」
と勘違いしてしまうこと。
多くの場合、
不安は危険信号ではなく、未経験信号です。
そしてこの業界では、
未経験のまま考え続ける人より、
小さくでも動いた人のほうが
圧倒的に先に進みます。
才能の差ではありません。
行動量の差です。
ここで、
一つだけ大事なことを言います。
不安を消そうとしなくていい。
不安は、動きながらしか小さくなりません。
だから次の一歩は、
「将来を決める行動」じゃなくていい。
・カメラマンの話を直接聞く
・スタジオの求人を具体的に見る
・説明会や見学に行ってみる
・一日だけ現場を見せてもらう
どれも、
人生を賭ける決断ではありません。
でも、
頭の中の妄想を
現実に引き戻す力があります。
ぐるぐる考えている今は、
止まっているようで、
実は一番消耗しています。
不安を連れてでいい。
自信がなくてもいい。
考え続ける自分から、
一歩だけ外に出る。
それが、
このループを抜ける唯一の方法です。
今日じゃなくていい。
完璧じゃなくていい。
でも、
「何か一つ、外に触れる」
そこから、
景色は必ず変わります。
何十年も昔のことですが、
筆者もこの業界に飛び込む前、
不安で不安で仕方なかったことを覚えています。
一つの不安を片付けると、
また別の不安が気になり出す。
それを片付けると、さらに別の不安が……。
当時は、
不安を解決しない限り前には進めない
と思っていました。
でもある時、
「前に進みたくないから、不安を気にしているのかも?」
と考え、
とにかく一歩前に進むことにしました。
今思えば、
まさしく「不安のループ」だったと思います。
業界に飛び込んでからは、
目の前の現実問題に向き合うことで精いっぱい。
不安を気にしているヒマもなく、
いつの間にか消えていってしまいました。
プールの飛び込み台と同じで、
一番怖いのは飛び込む前。
飛び込んでしまえば、
少なくとも“怖さ”は消えます。
あれこれ考えている時間って、
飛び込み台の上にいる時間だと思えば、
動いた方がいいかもってなるかもしれません。
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